データの話
標高100mで、気温は0.6℃下がる
気温は標高が上がるほど下がります。国際標準大気の気温減率は100mあたり0.65℃で、日本の夏の実測では0.55〜0.64℃に集中します。気象庁のメッシュ平年値も100mにつき0.6℃を仮定しています。
収録している1502件のうち、もっとも高いのが賽の河原テント幕営地の2860m、もっとも低いのが南の池記念公園キャンプ場の-1m。その差は2861mです。0.6℃/100mで換算すると、同じ日でも17.2℃の差になります。
ただし標高だけでは決まりません。盆地の底は夜に冷気が溜まり、日中は逆に熱がこもります。同じ標高でも、海に近いほど夜は下がりにくくなります。
そこで、最寄のアメダスの平年値(1991〜2020年の日最低気温)を標高差で補正して、施設ごとの夜の気温の目安を出しました。収録1503件のうち1459件に付いています。8月の夜でもっとも低いのが旭岳青少年野営場の10.9℃、もっとも高いのが竹富島の27.3℃。その差は16.4℃です。
推定値であって観測値ではありません。最寄の観測所まで30kmを超える施設と、観測所との標高差が800mを超える施設には出していません。気温減率での外挿が信用できなくなるためです。